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より良い外国語学習法を求めて―外国語学習成功者の研究

より良い外国語学習法を求めて―外国語学習成功者の研究
竹内 理
より良い外国語学習法を求めて―外国語学習成功者の研究
定価: ¥ 2,625
販売価格: ¥ 2,625
人気ランキング: 35585位
おすすめ度:
発売日: 2003-12
発売元: 松柏社
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

学術書だ。すごい学術書だ。
ちまたにあふれている「○○学習法」を集めて
全部読んで、内容をまとめてくれている第7章
成功につながる学習法とは第9章がとてもいい。

結論からいうと、結局

学問に王道なし

なのだが、それを立証してしまうところがすごい。
安易な英語上達を歌った本を読む前に、
この本を読んで、こつこつ勉強をしない自分を反省します。
当たり前のことを言われて、耳が痛いけど、
モチベーションが下がっている人は必見の本。


非常に良くまとまっています
筆者が十分に時間を費やしてまとめ上げた力作です。英語学習に関する分析がぎっしり詰まっており、興味深く読むことが出来ます。

ところで、本文中には「英語の達人」に関する分析が記載されていますが、これら「達人」はETLL(exceptionally talented language lerner)ではない事を条件に選ばれています。

「複数の言語体系を短期間に学ぶことができる」という部分では当てはまらないのかもしれませんが、本当に彼等はETLLではないのか?といささか疑問に思いました。

本来のETLLはもっと極端に短い時間で語学の取得が出来るのかもしれません。しかし、そうであるとするなら、大人人口5%の頻度で出現するはずのETLLに、私は日本で出会ったことがありません。
ある意味、これくらいの努力と時間を掛けて英語の達人になる人(日本語話者)はETLLの一種(別の定義が必要かもしれませんが・・)の様な気がしてしまうのですが。

語学はスポーツと同じといいますが(学問ではなく練習を積み重ねて上手くなるもの)、同じ練習量でも明らかに球技が上手い人下手な人、足が遅い人早い人がいるのも確かです。今後は学習法の研究から発展し、個人の内在的な能力と語学習得の関係についてももっと明らかになると面白いなと感じました。

本当に良くまとめられている。
「外国語学習」というと書店でもよく目にするテーマである。
また、英語学習を通して、全員が何らかの「学習法」で英語に接してきた身近なテーマである。

しかしながら、多くの学者・研究者たちによって、多くの理論や教授法も一方で提示されており、その先行研究も莫大な数に上る。

筆者は「この本をまとめるのに十数年の月日を要した」と書いているが、先行研究に詳しく当たり、整理してくれている。
それだけで充分によくできているが、さらに大学生の英語上位群やいわゆる英語の達人と言われる人、また英語学習成功者の学習方略と今までの研究の学習方略の接点を探っている。
やはり、学問に王道なしといったことが結論付けられているが、その内容にも説得力がある。

筆者の研究生活をかけて書いてくれたこの本からは、学べることが非常に多くある。

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