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黒リッチってなんですか?―日本のニューリッチ「富裕四族」を徹底研究

黒リッチってなんですか?―日本のニューリッチ「富裕四族」を徹底研究
博報堂お金持ち勉強会
黒リッチってなんですか?―日本のニューリッチ「富裕四族」を徹底研究
定価: ¥ 1,575
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人気ランキング: 58849位
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発売日: 2007-04
発売元: 集英社
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覗き趣味を刺激する
 アンケートなど数値的調査ではなく、直接インタヴューを主として、ノンフィクション的に“リッチ”な人々を描いた本。一昔前「金魂巻(きんこんかん)」という、いかにもありそうな職業別「勝ち組」「負け組」をフィクション的に分類した本があったが、それに通ずるものがありますね。

 一言でリッチと言っても、一代で起業して成功した人、外資系金融業に勤務する高給サラリーマン、親の事業や財産を受け継いだ人、と様々である。本書ではおおまかに4種類のリッチに彼らを分けて、それぞれのクラスターで共通するライフスタイルを聞き出したもの。

 中には昔だったらとてもリッチとは思えない層まで入っているが…この場合は普段の生活は質素でも、自分のこだわるモノ・コトにはお金をつぎ込む人々(ある意味“分相応”を知らない、ヨーロッパなら「貧乏臭い」と言われそうな)である。ただ、企業側からすればいいお客さんかもしれない。本来なら真の金持ち(もちろん本書のようなインタヴューには絶対出てこない)は意外に地味であるから。(日本の究極のリッチ、皇太子殿下が雅子様と結婚する前に「どんな方を望んでますか?」「ティファニーで次々買い物をするような方は困ります」と発言されていたが…)
 
 新しいと感じたのは、自然の中で暮らすリッチ。人気グループだったグローブのマーク・パンサーが、今は石垣島で大自然の中で伸び伸び子育てをしている。個人的には、親の財産を減らさないかビクビクして生きるリッチより、こちらの方が豊かな気がした。
 
 富裕層マーケティングを行っている人にも役に立つし、単なる金持ちに対する羨望とやっかみの混じった覗き趣味も満足させる。
 

売り手の話がおもしろい
ドキュメントタッチで富裕層の実態が書かれていて、読みやすい。難しくなく、楽しく富裕層が理解できた。富裕層相手の売り手のエピソードや一般生活者の富裕層に対するイメージ画なども載っていて、いろんな角度から富裕層を調理している。いままでにない感じの富裕層本!仕事にも使えし、普通に読んでも面白かった。

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