法則BOOKSTop >  法則 >  人生を変える80対20の法則


人生を変える80対20の法則

人生を変える80対20の法則
リチャード コッチ
人生を変える80対20の法則
定価: ¥ 1,680
販売価格: ¥ 1,680
人気ランキング: 766位
おすすめ度:
発売日: 1998-05
発売元: 阪急コミュニケーションズ
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

メリハリ、力加減の意味がわかる良書
いつでも全力投球というのは、心情的にはわかります。
でも実社会では、成果につながるのは努力の一部でしかない。
この実態をふまえて、力加減ができるようになる事も、成功への第一歩。
その事をしっかりと気づかせてくれます。
もちろん学究的に、精緻にすべき事も沢山ある。
そんな事にも気づかせてくれる、ちょっとバタ臭い、成功法則でしょうか。

人生を成功に導く近道
ビジネス雑誌で紹介されているのを見て、手にとってみました。
読んだ中で、私は次のような点に注目しました。

・「フィードバック・ループ」があるおかげで現象の分布が五〇対五〇にならないという。たとえば、金持ちのところにますますお金があつまるのがそうだ。

・本の価値の80%はページ数にして20%以下の中にみつけることができる。だから楽しみのための読書は別にして、最初から最後まで本は読んではいけないという。これは、まさにレバレッジ・リーディングの考え方である。

・ビジネスにおいては20%の顧客が利益の80%を占めており、その20%の顧客の満足度を高めるように力を集中すればよいという。この逆のことを狙ったのがロングテールである。

・著者が理想とする人物として、ロナルド・レーガンとウォーレン・バフェットが挙げられている。二人とも無駄なエネルギーを使わずに人生を成功に導いたという。

確かに身の回りで起こることを改めて考えてみると80対20の法則にあてはまるように思います。しかし、日ごろから「生きていくうえで何が重要か」を考えている人にとってはごく当たり前のことではないでしょうか。今の生活が混沌としていて悩んでいる方にはおすすめできると思います。

それなりに楽しめます。
「80対20の法則とは、投入、原因、努力のわずかな部分が、算出、結果報酬の大きな部分をもたらすという法則である。」

「投入と算出、原因と結果、努力と報酬のあいだにはどうにもできない不均衡があり、その不均衡の割合はおおよそ80対20なのである。」

「80対20の法則の基本原理が発見されたのは約100年前の1897年で、それを発見したのがイタリアの経済学者ヴィルフレード・パレートであった。」

「パレートはいったい、どんなことを発見したのか、パレートは19世紀のイギリスにおける所得と資産の分布を調査して、それが一部の人たちに集中していることを発見した。重要なのはそのことではなく、富の分布の不均衡に法則性があった、ということである。時代を問わず、国を問わず、同じパターンが繰り返し見られた。」

なぜ不均衡が起きるのかはわからないが、世の中とはそういうものらしい。
であるから、80%の結果を産む20%に注力して、
20%の効果しかうまない80%を切り捨てよ、とそういうことである。

品質管理の手法で取り上げられて以来、通説としてわりと信奉されているものである。
しかし、これを宇宙の基本原則の如く敷衍するのは、どうだろうか?
例えば、なかなか成果の出ない青色ダイオードの研究に没頭していた中村修二氏は、
当時の日亜化学工業にとっては「20%の効果しか産まない80%」だったはずだ。

荘子にも「無用の用」という。
一見、なんの役にもたっていないように見えるものが、
かえって大切な役割を果たしていることがある、というのが東洋の知恵である。

本自体は面白いが、この本の大切なことは頭30ページに全て書いてある。
これも80対20の法則だろうか。

関連エントリー

法則BOOKSTop >  法則 >  人生を変える80対20の法則

Edit